ものぐさ旅日記

ふらーっと出かけて いろいろ書きます 

光と影6

常磐線、つくばエクスプレスのガードを越えるとすぐ右に


やはり浄土宗の延命寺があって


首切り地蔵がある 


これは初めて見たとき息を呑んだ







なぜかお題目の立派な石柱もある


諸行の無常を見つめてきた地蔵様には


吹き飛ばされそうに圧倒された




つくばエクスプレス敷設と常磐線工事での発掘では


頭蓋骨で計約400個が出土し


斬首による損傷は少なかったとされる


牢死や行路行き倒れ人等 


非刑死の無縁仏が大多数と推察されている




高架から南千住の操車場を眺めた





再々列車が通り見飽きない



この向こうに隅田川がうねり そのすぐ東に荒川が流れる


この地がこれらの河川の氾濫原であることは想像に難くない




更に南下 徘徊は続きます




光と影5

回向院を出てすぐ南の常磐線沿いの道を奥に入ると





鰻の名店 尾花





さすがにこの時間はシャッターが降りてて


4年前に訪れたときの画像






黒ラベルでスタート






鰻が焼きあがるまで これ 焼き鳥






旨いなあ




来ました 赤いお重





ふたを取るまで ドキドキですねえ






わっ





肝吸いがついています





ほほう






ああ






4年前のことですが 画像を見て悶絶しています




店を出ると赤鳥居






道端に百万くらい落ちてて さすがにネコババはいけませんから


警察に届けて10万くらい謝礼金をもらって


また来ることが出来ますように 



神様が実現しやすいように具体的にお願いしときました

光と影4

回向院



墓地の一角に歴史的意義のある刑死者の墓石が集めてある






幕末の志士の墓石





奥にあるのが吉田松陰



屋根付きは橋本左内





2人は安政の大獄でしたね 1859年  安政の大獄 人は獄と覚えました




もちろん刑死者でも幕末の志士でもはありませんが


これはプロレスの神様 カール・ゴッチ氏のお墓









お弟子さんたちが本国のご家族の了承のもと


分骨してプロレス好きの住職さんのご縁で


この地にもお墓の建立に至った



これは悪党コーナー





ちょっとどなたのお墓か忘れましたが


ねずみ小僧と高橋お伝・・・



リーフレットのリストを貼っておきますので


Wikipediaででも調べてみてください


1時間くらいは熱中できそうです







回向院の入り口にある吉展地蔵尊





昭和38年に起きた営利誘拐事件


自分と同年代だけどよく覚えている


犯行から2年を経て解決


当時4歳だった幼児が犠牲になった