ものぐさ旅日記

ふらーっと出かけて いろいろ書きます 

光と影18

角萬から国際通りを浅草方面に少し歩くと 


鷲(おおとり)神社  鷲は猛禽のワシだな


祭神は天日鷲命(あめのひわしのみこと)日本武尊(やまとたけるのみこと)で


酉の市起源発祥の地


強運の神様 ということは御利益は最強でオールマイティー





七五三お参りのお嬢さんがパパとかくれんぼしてた


幸多からんことを






本殿 なんか こっち見てる





なでおかめ





なでるともれなくラッキー



神社ホームページより



おでこをなでれば賢くなり
目をなでれば先見の明が効き
鼻をなでれば金運がつく
向かって右の頬をなでれば恋愛成就
左の頬をなでれば健康に
口をなでれば災いを防ぎ
顎(あご)から時計回りになでれば物事が丸く収まると云う



神社ホームページにはなでおかめの壁紙が用意してある すばらしい


受験生のみなさんはなでおかめをスマホに入れて


毎日おかめの額をなでたら次の模試ではA判定ですね



https://www.otorisama.or.jp/omamori_nadeokame.html

光と影17

樋口一葉記念館から西に進むと大きな通りに出る


これが国際通りで南下すれば浅草のビューホテルや6区に出る



通りに面して


生蕎麦(きそば)の角萬がある






さっそく肉南ばんの温かいやつ







肉は豚肉 バラかな 脂身もあって旨味がしっかり出汁に移ってる


麺は太くて 食った食ったという満足感に直結する


ネギがネギ臭くって嬉しい 出汁は飲み干したくなる



仕事に追われてる人がさっと入ってきて 冷や大 とか言って


ささっと食って出ていく


そういうお店みたい

光と影16

土手の伊勢屋の向かいは吉原


見返りの柳


先日の錦絵にも描かれてた 


吉原帰りの遊客がここまで来ると名残り惜しくて振り返って大門を見た







錦絵の時代から植え継がれてるみたい


見返れば 意見か柳 頬を打ち


未練もあるけど女遊びにうつつを抜かすことに対して


後ろめたさもあるということか



この屈曲した道が吉原大門に続く





もちろん吉原大門は今となっては地名のみ





女郎の出入りは逃亡防止のためこの大門で厳しくチェックされた 



今は言わずと知れたおソープ街の吉原に少し入って 


右に抜けると 樋口一葉旧居跡





樋口一葉は明治24年7月にここに移り住む


妹のくにとともに


遊郭の針仕事で生計を立てた


ここでの見聞が たけくらべに生かされている


明治27年12月の 大つごもりの発表からの14ヶ月が


奇跡の14ヶ月と言われる執筆活動期間


明治29年4月頃より咽頭の腫れを自覚して闘病生活に入る


肺結核と肺外結核の症状も厳しかったのだろう


同年11月23日 24年の生涯を閉じる  


経済的にも健康にも恵まれない中での執筆だった



台東区立樋口一葉記念館







金にさんざん苦労した人が5000円札になったんだなあ



一葉忌は初冬の季語らしい


文京区の赤門の向かいの法真寺(生家の隣とのこと)と


この記念館でイベントがある