光と影6
常磐線、つくばエクスプレスのガードを越えるとすぐ右に
やはり浄土宗の延命寺があって
首切り地蔵がある
これは初めて見たとき息を呑んだ
なぜかお題目の立派な石柱もある
諸行の無常を見つめてきた地蔵様には
吹き飛ばされそうに圧倒された
つくばエクスプレス敷設と常磐線工事での発掘では
頭蓋骨で計約400個が出土し
斬首による損傷は少なかったとされる
牢死や行路行き倒れ人等
非刑死の無縁仏が大多数と推察されている
高架から南千住の操車場を眺めた
再々列車が通り見飽きない
この向こうに隅田川がうねり そのすぐ東に荒川が流れる
この地がこれらの河川の氾濫原であることは想像に難くない
更に南下 徘徊は続きます
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