ものぐさ旅日記

ふらーっと出かけて いろいろ書きます 

光と影2

宿を出てすぐ隣が回向院





浄土宗のお寺だけど三つ葉葵の御紋を戴いている


この一角が江戸三大刑場の一つ小塚原のお仕置き場に当たる





ここで処刑と共に埋葬も行われ


さらに刑死者のみならず行き倒れの無縁さんも埋葬され


その供養を担っていたのがこの回向院


実際、開発に伴う発掘ではおびただしい量の遺骨が出土した


骨が原とも呼ばれる由縁である




回向院のリーフレット





日光道中から江戸に入る旅人は屍臭を嗅ぎ凄惨な現場を見せつけられることになる


武家支配の非情さを刷り込まれたわけだ